長崎島宿レストラン
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“宿屋の親父の挑戦状” 2015/07/24
goshobo (32件の口コミ)

宿を営むというのは本当に難しいと思う。それを改めて感じさせられる宿に行って来た。

まずこのような事をいう方に絶対に行ってほしくない宿。
・看板が見えなくて通り越しそうになりました。もっと大きな看板を付けるべきだと思いました。

・海のそばなのに海が全く見えないので残念でした。だからマイナスポイントです。

・やっぱりお刺身はワサビ醤油が好きです。醤油がなかったのでマイナスにポイントにしました。

・魚の骨が多くて食べにくかったです。だから食事のポイントは1点にしました!
アマンリゾートを訪れる時、道路で小さな看板を見つけ脇道に入る。「こんな所にあるのか!?」と注意しながらゆっくり進むと入口を見つけた時の期待感は大きい。

宿には誰でも分かりやすいように大きな看板が掲げられていると思うのは間違いだ。

良い宿ほど看板は小さくさりげなく掲げられていると僕の経験から思う。

この宿の看板は小さい。看板を見つけた時に、この遠隔地で勝負やっている心意気を感じた。
6mの小山を平らにして施設を建て、また木を植えて元のような自然環境に戻している。その為に大きく海の景色は広がらない。ごく一部木々の間から海が見える。いわばストリップの御開帳とチラリズム(若い人にはわからない言葉だろう)どちらがセクシーかという問題だ。「これでもか!」とやられるより、この海が少しだけ見えるチラリズムにやられた!とご主人に敬服した。
少し・・・だいぶん早く夕食を始めさせていただいた。毎回毎回融通が利くとは思わない。たまたま我々だけの貸切だったので対応をして頂いた。久しぶりに長い時間のディナーを楽しませて頂いた。

御主人の主義だろう。控えめでといって頑固な海の幸のフレンチをだったが、いかんせん酒と仲間との話題も盛り上がり、美味しかったのだが忘れてしまった。ごめんなさい!
しかし宿の料理の真髄は朝食にあると思う。夕食を気張って出すところは多い。食事ランクもあるだろう。だが多くの所は朝食は1つのメニュー。

朝食に昨日の夕食の余韻がちりばめてある。

海の幸のリゾット。そしてブイヤベース。これって昨日の伊勢海老もあこう、おこぜ、贅沢な鮮魚の出汁で絶品だ。久しぶりに感動した。

確かに小骨が多くて食べにくい。しかしその邪魔くささを超えてまで食べ続けたい美味しさだった。ちゃんとフィンガーボールも用意されている。

パンも自家製。食べきれなくてもお持ち帰りがOKとのこと。ご安心を。

確かに前夜の鮮魚のアラを使用しているから、この朝食だけを単独でオーダーも出来ないと思うが、僕は今、日本一の朝食だと思う。
冒頭に記載したような考えの人はけっして行かれない方が良いと思う。時間とお金の無駄であり良い思い出にもならないと思う。またそのような事を口コミで書かれると、ここのご主人のように尖った面白い宿が日本から無くなっていくからだ。

トリップアドバイザーより

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