長崎島宿レストラン
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宿を営むというのは本当に難しいと思います。Running an inn is a difficult thing. (Read the English Version )
それを改めて感じさせられる宿に行って来ました。


下記のような考えのお客様は絶対行くべきでないと思いご紹介いたします。
・看板が見ななくて通り越しそうになりました。もっと大きな看板を付けるべきだと思いました。

・海のそばなのに海が全く見えないので残念でした。だからマイナスポイントです。

・やっぱりお刺身はワサビ醤油が好きです。醤油がなかったのでマイナスにポイントにしました。

・魚の骨が多くて食べにくかったです。だから食事のポイントは1点にしました!
アマンリゾートに行った事があります。ジャングルの中で、小さな看板を見つけ脇道に入る。「こんな所にあるのか!?」と注意しながらゆっくり進むとアマンの入口を見つけた時の期待感は大きく膨らみました。

宿には誰でも分かりやすいように大きな看板が掲げられているのが良い事なのでしょうか?

良い宿ほど看板は小さく、さりげなく掲げられていると思います。居酒屋の看板は大きく高級料亭の看板は表札程度です。違いますか?
小さな看板を見つけた時に、この遠隔地で勝負しているぞ!という心意気を感じました。

6mの小山を平らにして施設を建て、また木を植えて元のような自然環境に戻した。その為に大きく海の景色は広がらない。ごく一部木々の間から海が見える。

いわばストリップの御開帳とチラリズム(下品になりました事をお詫びいたします。)どちらがセクシーかという問題で、「これでもか!」とやられるより、この海が少しだけ見えるチラリズムにやられた!と思いました。
少し・・・だいぶん早く夕食を始めさせていただいた。毎回毎回融通が利くとは思わないですが、たまたま我々だけの貸切だったので対応をして頂きました。久しぶりに長いゆっくりしたディナーを楽しませて頂いた。

御主人の主義だろう。控えめでといって頑固な海の幸のフレンチでしたが、いかんせん酒と仲間との話が盛り上がり、美味しかったのだが忘れてしまった。失礼な事をしてしまいました。
しかし宿の料理の真髄は朝食にあると思います。夕食を気張って出すところは多い。食事ランクもあるだろう。だが多くの所は、朝食は1つのメニュー。
朝食に昨日の夕食の余韻がちりばめられていました。

海の幸のリゾット。そしてブイヤベース。これは昨夜の伊勢海老、あこう、おこぜ、贅沢な鮮魚の出汁で絶品。久しぶりに感動した朝食を頂きました。

確かに小骨が多くて食べにくい。しかしその手間を超えてまで食べ続けたい美味しさでした。もちろんフィンガーボールも用意されていました。

パンも自家製。食べきれなくてもお持ち帰りがOKとのこと。ご安心ください。
冒頭に記載したような考えの人はけっして行かれない方が良いと思います。時間とお金の無駄であり良い思い出にもならないと思うからです。またそのような事を口コミで書かれると、ここのご主人のように尖った面白い宿が日本から無くなっていく事を懸念しています。御所坊も負けないように尖って行こうと思いました。
そんな気にさせる オーベルジュあかだま

https://yado-resort.com/kyushu/akadama/

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